■シネマヴェーラ渋谷
わたしがここ最近、とても贔屓にしている映画館です。
理由はなんといっても、そのシブいラインナップ。日本映画界を代表する前衛職人として知られる鈴木清順監督の特集をたっぷり一ヶ月にわたって組んだり、ソフト化もされないようなカルトな日本映画をあっと驚くようなカップリングで上映したり、かつて名画座が持っていた希少性やワクワク感をきちんと味わわせてくれる貴重な映画館です。名画座のイメージからはほど遠い、おしゃれな館内はいまどきの若者にもアピールすることでしょう。
<公式サイト>http://www.cinemavera.com/
■新世界東映
大阪の新世界は、通天閣をランドマークとして、飲み屋や串かつ屋が軒を連ね、昼間から飲み歩くおじさんたちでいつもにぎわっています。
そんな大阪の土着的ムード満点の新世界には、庶民的な名画座がよく似合う。てなわけで、通天閣のまさに真下に位置するこの新世界東映は、昭和30年代の空気を丸のまま体現する貴重な映画館です。シネコンのデオドラントスタイルになれた観客は、場内でたばこをふかしたり、酒をあおってグースカいびきをかくおじさんの姿に度肝を抜かれることでしょう。でも、しょせん映画は大衆娯楽。仁侠映画やヤクザ映画を観るのに、おしゃれしたってしょうがないんだから。
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